izaharu’s blog

福岡大学/商学部 商学科/モリタゼミ所属

📺Oisix(カンブリア宮殿 8月29日放送)

 

自分へのメモのようなことならこうゆうのも普通にありなんだ。と今更気づきました。ですので今回からテレビ放送での関心ごともブログに書いていこうと思います。

 

 

ところで皆さんはどんなテレビを見るんでしょうか?

そこそこのビジネス本にありがちな臭いセリフから始まってしまいましたが本当に気になるところ。私の予想は…テレビは見ない派が多数かな🤔少なくとも私の周りはテレビをほぼ見ないという人が7割くらい。私にはテレビなしの生活があり得ないので信じられないです。テレビを見る分、私はSNSや動画共有サービスを利用することがないので彼らと真逆な生活なんだと思います。

 

まぁそこは本題ではないのでいいとして。今回は先日放送されたカンブリア宮殿Oisix》の回について書きます。私の興味のある飲食関連🍴残念ながらお金の関係でOisixは利用したことが無いのですが、人気のある革新的なサービスを打ち出したことは話題になっていたので放送も面白い内容になっていました。

 

(ちなみに私はカンブリア宮殿ガイアの夜明け、仕事の流儀、情熱大陸などが好きでよく見ます。少しバラエティー寄りになりますが世界は欲しいものであふれてる、セブンルールなども毎週録画組です!まだご覧になったことのない方にはぜひ見ていただきたい!)

 

 

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今回の放送中「前期のモリタゼミ復習回だな」と思っていました。視聴後前期のノートを確認してやはりそうだなと確信。グググッと狭めた視点とバッと広い考えた方の相乗効果がOisixの独自サービスを生み出すエネルギーになったことは間違いないです。

 

 □ターゲットの明確化

Oisixが重点を置いていた一つ目。先ほど私には割高で手が出ない。と書きましたがそれはそのはずで私のような学生・一人暮らしはターゲットに入ってないからです。Oisixがターゲットとしているのは[家庭を持っている・仕事をしているの主婦(=共働き世帯)の方々]まさに現在の社会にマッチしたターゲッティング。少子化・高齢化・女性の社会進出・共働き家庭は言うまでもなくビジネスをするには考えなければならない要素。文化は変化しつつもいまだ「家事・育児=女性がすること」という共通認識があるところをついてます。

 

矛盾していることではありますが(放送はされていなかったので予想…)このようなお料理キットは男性にも受け入れやすいのかなとも思います。今は健康志向、地産地消を打ち出してのメニュー作成や新プロジェクトに動いているようですが、私が考えるならどうするのかなと考えてみたり。

男性の料理…そもそも女性は料理=調理はつながりやすいですが、きっと男性は調理過程はあんまり考えないのかなとか。自分(男性自身)が使える調理器具の範囲、時間。買い物という過程、何より後片付け!たくさんの要素で調査などをしないとわからないことばかり、前期で行動観察などをしましたがそうゆうことをしながら想定していた結果、見えてこないかった真実などを知っていけたらなんと楽しいんだ✨と一人で考えていました。今度お友達でも呼んでひたすら行動観察しようかな、楽しそう…「男飯!インスタ!」などと安易に考えなくなったところは少しの成長(笑)

 

Oisixはターゲットを広く、それでいて限定化するために2社を吸収する形で成り立っている会社です。大地を守る会とラディッシュボーヤ。顧客の幅もそうですが、キットの提供サービスの質の充実、農作物などの収集経路も広げることに合併はつながるとのこと。

農作物の流通経路は今や多様な時代、それと反するように農家人口は減少傾向。勢いのある企業とはいえどもなかなか安定した契約に結び付くのは困難な問題だそうです。農業関連(体験、マーケットなど)の企画やイベントも増えてきましたが私自身参加止まり。達成感や喜び、手作りならではの美味しさなど情緒側面では共感しますがやはり、出荷に至るまでのプロセスだったり受け取る見返りなどの心配が勝るのが現状だろうなと感じます。

ただ地元市やマーケットが地方止まりではなくショッピングモールや都心の駅などで開催されることは農業に触れることができる貴重な機会だし、結果的に農家の方々の利潤にもつながることなのでどんどん注目していきたいなと思います。

今は農家の方々の直接売買が最大の魅力になっていますがこれからはどうなるのか…前期で未来、いや現在の自動走行の自動車を目の当たりにしてからAIの進化に追いつけなので将来の販売方法はマッチングとかがキーワードになるのかな。

 

 

□徹底した顧客調査

これは「まさにゼミ!!!」と思った部分。《言葉にしない潜在的な事柄=真の欲求・高い価値》です。

何度も繰り返し行動観察を行ったり、創業以来月に1度は社長自ら利用者の自宅訪問をして実際にインタビューを続けてきたそうです。「メニューを考える負担>自己実現>時短」というOisixのビジネスの源泉も潜在ニーズに注目したから。調理前後の負担ってかなり大きいけど当たり前になっている、まさに盲点だったんです💦

ここまで大きなビジネスになっても常に新発見ばかりで改善すべきことがたくさんあるそうです。まだまだ進化の余地があることはとても素敵なことで現状維持ではなく、常にニーズにマッチした新たな発想を生み出しているからこそ、消費者は惹きつけられるのだろうなと思いました。

 

今回の放送内では顧客インタビューで「冷凍庫の容量と相談しないと…」との声が。ポロツと独り言のような発言でしたが、改善すべきポイントだとすぐさま商品のキットサイズも明記する方向に。確かに野菜室の空き具合って意外と料理のメニュー限られる。でも言うまでもないところ、はい盲点(笑)この変更で特別新規顧客が増えるわけではないかもしれないですが、利用者は明らかに使い心地がよくなったと思います。次々に新サービスが生まれる中で契約者を維持することはビジネスを続けていく中で中核。細かなサービスや改良が顧客満足につながることは間違いないです。

 

 

勉強になった今回の放送、今までもたくさん面白い放送回があったのにブログとして言葉で発信しなかったのか少し後悔気味です。今回を機にこのような投稿も増やしていこう🖥

 

ちなみにOisixと似た形態としてアマゾンフレッシュやクックパッドマートが登場してきています。自社がもともと持っていたノウハウを進化させたパターンの形態。それぞれがこれからどのような策で差別化をしていくのか注目ですね。

 

 

私も利用したいな、お金降ってこんかな。