izaharu’s blog

福岡大学/商学部 商学科/モリタゼミ所属

📚ミズノプロジェクト

 

 後期ゼミのほとんどを費やしてきたミズノプロジェクト。その発表を先日終えました。

 そしてそして西南学院✖️LINEFUKUOKAとのプロジェクトも昨日終わり、やっとこさ年末気分です。

 

遅れてしまったけど、ミズノさんとのプロジェクトを振り返ります。

 

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活動しているときの体感は長くて長くて…本当に終わりはくるのか?と不安でしたが、終わってしまえば意外とサラッっと受け入れられるものだなと変な感覚です。

 

◆出来事と環境を振り返る

 革チームとして初めに取り組んだのは大切にしているものについてインタビュー、次に「長く使えること」「日常的に使えること」に焦点をおいたインタビュー、その後上位下位関係分析を行い、欲求について探るという流れでした。

 

 分析段階・スライド作り段階において顕著に表れることなのですが、ここでのインタビューの浅さは問題でした。チーム全体の共有の甘さが原因だと私は思います。結果報告の時、共有をした「つもり」の感覚になっていただけ。そもそも「ここではどのようなことを導きたいのか」などすべてがうやむやでした。事実を事実としてそれぞれ認知する作業が欠けていたことが今振り返るとわかります。圧倒的に「考える作業」が大切だということです。事実認識として曖昧な時点でいえることではないですが、考える共有はもっと時間をつくってチームとして取り組んでいく必要があることを学びました。

 

 上位下位分析は事象としてとらえるまでにも時間を使いました。ストーリーをそのままの状態で付箋にまとめていたので、なかなか見えてくるものがなく混乱していたのを覚えています。一つ一つを「事」として関係を見出すことは今回の分析方法以外でも重要ポイントだと思うので気をつけていきます!

 

 商品提案&スライド作り。ある程度の欲求や価値を共有しつつ商品を考えました。ここの商品提案からスライド作り、発表までは約1週間しかなく向き合うべき活動よりも正直焦りの方が大きかったです。本来もう少しゆとりがあるのかな?とも焦りもありましたが、もし時間を意識していたら単純な「モノ中心の考え」になっていただろうと思うので、この苦戦は良いものだったなと思います。

 

 商品提案の際は深い協議などを行えず、?が浮かんだメンバーもいたように思える状態でひとまずの案を決定し、話を詰めていく感じになりました。

 もちろん時間は有限だしまだまだ未熟な商品提案の状態で各自が完璧な理解はできずとも、今思えば根本の部分の共有はもう少し理解度をあげてチームで取り組めたらよかったなと振り返ります。

 

 役割も進度もチームとして取り組むうえで大切ですが、今回のプロジェクトで特に感じたのは『共有』のむずかしさです。どれだけ事実を正確に言えるかではなく、言葉だけでは言えないような部分…だったり、方向性だったりと上辺じゃない部分の認識ほど崩れやすくて…こんなにも伝わりにくいものはあるのかと、ちゃんとチームの一員として意識していたからこそ大きく課題として見えました。

 

 

◆自分の在り方を振り返る

 特にプロジェクト序盤は考えの放棄に近い状況だったなと本当に反省しています。進捗状況だったり事実ベースの根拠を求めていました。「価値」や「体験」を提供するようなイメージがつかめず、主観的な一つの視点でしか物事を考えることができていなかったのです。

 「価値」や「体験」の話は何度されてもなかなか難しい話…ですが個人的にメンバーに助言を求め、繰り返し問い続けるうちに伝えたいことの全体像が浮かび上がるような感覚ができました。まさに『モノが体験のなかにいる』イメージです!

 

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 今回のプロジェクトは全体的に苦労よりは苦戦した感覚です。苦労といえるほど自分を動かせたのかとは思えないので…(とはいえ徹夜の日々だったけど)でも苦戦は絶対にしました、絶対に。考えがついていかない、価値の見出し方が分からない、伝えたいモノが上手く届かない、ずっとずっと苦戦です💦

 

 …苦戦、楽しめないです😅たぶん今後も(笑)ですがプレゼン前日に「なんか寂しい気持ちになるねぇ」とメンバーと話しました。なんでだろう?分からないけど、このプロジェクトが離れていくことに寂しさを感じました。あぁきっと良い経験を私はしたんだろうなとこの時やっと感じることが出来ました。

 

 牧のうどんを食べながら。

 

 牧のうどんでうどんを食べたことないんですよね。そば派です。