izaharu’s blog

福岡大学/商学部 商学科/モリタゼミ所属

👥 3/22 那珂川探索

 

 昨日は森田先生がご紹介して下さった〈那珂川探索〉へ行ってきました。

 

 

老舗喫茶 キャプテン

 

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 まずは遅めのランチからということで、木藤さんの案内で「キャプテン」へ☕️木藤さんは油津商店街をはじめ、那珂川まちづくりなど地域創生に関してお仕事をされているすご腕の方。木藤さんに案内して頂くなんて本当に贅沢な…

 

 キャプテンは足を踏み入れた瞬間、タイムスリップしたようなノスタルジーな気分になれる素敵な場所。まさに「エモい」です。

 普段なら気にもとめないコーヒーをいれる音や雑音にも感じてしまうお隣の会話でさえも、なんだかホッとするのが喫茶の不思議な魅力なもので。吹き抜けている天井や趣ある雑貨も相まって、ついつい長居してしまいそう。

 

 現在は木藤さんが管理しているキャプテンですが、もともとは店主さんのご都合で閉店するつもりだったそうです。地元の方々に愛されている、馴染みのお店。とはいえ確かに周りはチェーン店ばかりで、地元に根付いたお店の太刀打ちはなかなか難しいのが現状なんだろうな。

 その地域にお金を落とすにはチェーン店ではあまり意味がなく、個人のお店でないとうまく機能はしないんだそう。それぞれの事情があるにしろ、残ってほしい、失いたくない場所の想いと現実が両立しない部分は考えるほど辛い気持ちになります🤔

 

 キャプテンでは今まで知らなかった新たな創生のカタチを知れました。地方を活性させるには雇用!財源!みたいなイメージが私の中で先行していましたが、今あるものを守っていく、そして根付くカタチで発展させていくという考え方も一理あるのだなと。0からの種まきではなく、育て方を地域全体で考えていくイメージかな?後者の考えだと学生である私も、なにか役に立てることもあるのかなとふと思ったりしました。

 

⬇️CAPTAIN インスタグラム⬇️

https://instagram.com/captain_nakagawa?igshid=1k7n1g38ase9r

 

 

寺井さんちのこんにゃく屋さん

 怒涛の那珂川探索、後半は山に向かっての細道へ。車を途中で降り、徒歩で向かったのは「寺井さんちのこんにゃく屋さん」のご自宅❗️那珂川に移住してから住んでいる住居を拝見させて頂きました。写真はありませんが、なんとも素敵なおうちでした…

 ドラマのセットのように味がある、おしゃれな古民家。ご自分で改装したり、壁塗りの際はイベントも開催したそうです。

 裏には山が近く、そこから流れる川も間近。自然に囲まれて立地もとても素敵で、なんともゆったりした時間が流れるご自宅でした。

 

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 移住についての話を長くお聞きはできませんでしたが、この土地、この那珂川という場所に対する肯定的で前向きな考えはすごく感じました。自分の生活に合う環境だとおっしゃっていた寺井さん、近々新たなことを始めるようで、その生き生きとした雰囲気も伝わってきました。

 

 私のバイト先でも移住相談会やイベントを行っていますが、なかなか移住者の方との直接的なお話、ましては移住先にお邪魔することはありません。「移住」というと大そうに聞こえますが、実際お会いして思ったのは、結局「生活するということ」の一言なんだろうなということです。衣・食・住とよく言いますが、どれが大切とかいう考え方でなく、まるっと生活すること、日々を生きていくことの選択なんだと考えました。

 

 私も山口から福岡に来た身なのでその土地に住むことでしか気づけないこと、離れたからこそわかる地元の価値にふと気づく瞬間はあります。お互いが寄り合うと同時に、作り上げるような移住のカタチを拝見したことで、地方と移住者のマッチングに興味が少し湧きました。

 

 あ、ついつい移住のお話になってしましたが、刺身こんにゃく美味しかったです😳作り手の方を知って、込められてる想いを浮かべながらたべるって何倍も美味しいし、素敵な時間だと思えました。

 

⬇️寺井さんちの手づくりこんにゃく インスタグラム⬇️

https://instagram.com/teraisanchinokonjac?igshid=hpnzhp7idssy

 

 

 「まずは手を挙げてみる!」の勢いでの参加だったので、同行させていただく社会人の方々と馴染めるかと不安と緊張が大きかったのが正直なところ。しかし案内してくださった木藤さんはじめ、皆さんやさしい方ばかりで…那珂川の魅力はもちろん、人と交流する魅力も知れた半日となりました。

 

 気が張っていたのか、帰宅後はすぐにバタンキュー😪

 

追伸

 

 森田先生には今回の機会を頂いたほか那珂川でもたくさんお世話になりました。「先生」ではなく「パパ」としての姿、素敵でしたのでまた奥様、息子さんとお会いできるのを楽しみにしております。